【歌詞と和訳と日本語詞】rocks/PRIMAL SCREAM

プライマル・スクリーム(Primal Scream) ロックス(Rocks)

ボビー・ギレスピー率いるグラスゴー出身ロックバンドの、全英7位を記録した大ヒット曲で、日本での知名度を一気に上げた出世作でもあります。4thアルバム「Give out But Don’t Give Up」(1994)に収録。

1970年代頃のローリング・ストーンズを彷彿させるサウンドは、3rdアルバム「Screamadelica」のファンからは賛否ありましたが、ロックチューンとしては最高にカッコいい仕上がりになっています。

それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!

歌詞と和訳

歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。

Dealers keep dealin’
ディーラーが売れば売るだけ
Thieves keep thievin’
コソ泥が盗み続ける
Whores keep whorin’
娼婦が自分を売れば売るだけ
Junkies keep scorin’
ジャンキーがヤクを手に入れる
Trade is on the meat rack
入手先は同性愛者が出会う場所
Strip joints full of hunchbacks
エレクトで前かがみした男だらけのストリップ小屋で
Bitches keep bitchin’
あばずれが愚痴を言い続ける
Clap just keeps itchin’
「職業病だ、このかゆみは」って

Ain’t no use in prayin’
祈ったって仕方ないだろ
That’s the way it’s stayin’, baby
そんなの分かってた事じゃないか
Johnny ain’t so crazy
ジョニーばかりがおかしい訳じゃない
He’s always got a line for the ladies
あいつにはいつだってお前以外にも山ほど女がいるんだから
(yeah, yeah, yeah)
そんな事より、さぁ

Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐダウンタウンでイってしまおう
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐメインストリートのならず者になるんだ

Creeps keep crawlin’
女の敵が這いずり回っているぜ
Drunks keep fallin’
酔っ払いが次々ぶっ倒れているぜ
Teasers keep teasin’
女が男をじらし続けてるぜ
Holy Joes are preachin’
信心家ぶった奴が説教してるぜ
Cops just keep bustin’
警察が捕まえ続けても
Hustlers keep hustlin’
売人はだまし取り続ける
Death just keeps knockin’
そんな場所だからいつ死んでもおかしくない
Souls are up for auction
果ては魂まで金に換えられてしまうのさ

Ain’t no use in prayin’
祈ったって仕方ないだろ
That’s the way it’s stayin’, baby
そんなの分かってた事じゃないか
Johnny ain’t so crazy
ジョニーばかりがおかしい訳じゃない
He’s always got a line for the ladies
あいつにはいつだって山ほど言い寄る女がいるんだから
(yeah, yeah, yeah)
そんな事より、さぁ

Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐダウンタウンでイってしまおう
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown, get down
今すぐメインストリートのならず者になるんだ

Ain’t no use in prayin’
祈ったって仕方ないだろ
That’s the way it’s stayin’, baby
そんなの分かってた事じゃないか
Johnny ain’t so crazy
ジョニーは悪くないだろ
He’s always got a line for the ladies
あいつにはいつだってお前以外にも山ほど女がいるんだから

Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐダウンタウンでイってしまおう
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐメインストリートのならず者になるんだ
Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐダウンタウンでイってしまおう
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー
Shake it now, now, get ‘em off downtown
今すぐメインストリートのならず者になるんだ

Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー
Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー
Get your rocks off, get your rocks off, honey
興奮して絶頂を味わおうぜ、ハニー
Get your rocks off, get your rocks off, honey
rocks offを再現しようぜ、ハニー

和訳解説~歌詞の深読みとストーリー

ご覧頂いた通り、このロックスの歌詞は、「ロックだな~」のひと言で片付けてしまいたい(笑)、深読みを必要としない(笑)、「セックス、ドラッグ、ロックンロール」をそのまま歌詞にしたような内容になっています。が、重箱の隅をつつくように(笑)、何かの意図がこの歌詞に潜んでいないのか、あえて深読みに挑んでみました。

※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。

まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。

Get your rocks off~get ‘em off downtown→正直、この一節以外に深読みしないといけない箇所が無いのですが(笑)、「rocks off」をどう捉えるかがポイントになります。歌詞の流れからしても、性的な意味合いの「快楽」「絶頂」などが当てはまるのは間違いありませんが、ちょっとだけ深読みすると、ローリング・ストーンズの楽曲「Rocks Off」と掛けているという解釈も出来ます。サウンド的に、ストーンズからの影響が色濃く出ているという点から見ても、容易に紐づけが可能です。この観点から、性的な意味合いと「Rocks Offの主人公になり切ろうぜ」というダブルミーニングが込められている、と解釈しました。そして、この「Rocks Off」を収録したアルバムが「Exile on Main St.(メイン・ストリートのならず者)」という事もあり、「ダウンタウンの中にあるメインストリート」という解釈を加えました。

これらの解釈を基に、創作の動機を考えたところ、読書家で分析にも長けている本来インテリなはずの(笑)ボビーが、サウンドの面だけでなく、歌詞の面でもストーンズへの関連性をあえて分かりやすく表現したかったため、という結論に至りました。その上で、和訳の基となる、この楽曲全体に流れるテーマを、

ダウンタウンのメインストリートで繰り広げられる、追放寸前の奴ら(=ならず者)の日常を描いたもの

としました。このプロットから描かれた世界は、薬まみれだったり犯罪まみれだったりと、ある意味70年代頃の映画的な描写なのかもしれません。そこで連想されるのが、「ブラックスプロイテーション」です。監督・キャスト・音楽を黒人で制作され、麻薬密売人・ヒットマン・ドラッグ・ベッドシーンなどが登場した一連の作品と、このロックスの世界観は非常に類似点が多いです。アルバムがレコーディングされた場所がアメリカである事・ジョージ・クリントンをはじめとした黒人ミュージシャンが多数参加した事なども、ブラックスプロイテーションからの着想を感じさせますよね。これらの結果ロックスは、ストーンズと黒人音楽・黒人文化との関連性を、プライマルのフィルターを通して90年代風に表現した楽曲となった、と言えるのではないでしょうか。

日本語詞を考え、歌ってみました

acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。

そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「Rocks」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。

もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!

何かを売って
何か盗んで
自分も売って
何か手にする
そんな場所で
たむろしたって
愚痴ばかりで
変化はないぜ

気付けよベイビー
変われるのは自分
あいつは正常に
世界に染まっているんだ

興奮と絶頂のハニー
手に入れるためのダウンダウン
転がる石のようさハニー
メインストリート目指せダウンタウン

右にはクリーパー
左はドリンカー
女がじらした
聖者の言葉
そんな世界で
いつかは死んで
魂でさえ
オークションされる

気付けよベイビー
変われるのは自分
あいつは正常に
世界に染まってるんだ

興奮と絶頂のハニー
手に入れるためのダウンダウン
転がる石のようさハニー
メインストリート目指せダウンタウン

気付けよベイビー
変われるのは自分
あいつは正常に
世界に染まってるんだ

興奮と絶頂のハニー
手に入れるためのダウンダウン
転がる石のようさハニー
メインストリート目指せダウンタウン
興奮と絶頂のハニー
手に入れるためのダウンダウン
転がる石のようさハニー
メインストリート目指せダウンタウン

興奮と絶頂のハニー
転がる石のようさハニー
興奮と絶頂のハニー
転がる石のようさハニー
興奮と絶頂のハニー
転がる石のようさハニー

まとめ

いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。

ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!

acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!

音楽配信サービスのサイトはこちら

2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a

1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0

YouTubeでも視聴出来ます

「真鼓動」

「世界」

 

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