【歌詞と和訳と日本語詞】There She Goes/The La’s

ザ・ラーズ(The La’s) ゼア シー ゴーズ(There She Goes)

1988年にリリースされたラーズのセカンドシングル。シングル時とは違うプロデューサーにより手掛けられた、彼ら唯一のアルバム「The La’s」(1990)に収録。同年に、アルバムバージョンが改めてシングルカットされました。
最初のリリース時はUKシングルチャート59位と伸び悩みましたが、再発時には同チャート13位を記録。

NMEの「史上最高の500曲」にて22位、同誌2007年の「史上最高のインディーアンセム50曲」では45位にランクインされた、評論家やミュージシャンからも高い評価を誇る楽曲です。

それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!

歌詞と和訳

歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。

There she goes
そこから彼女は消え去っていく
There she goes again
そこにまた彼女はやって来る
Racing through my brain
そうやって僕の頭を駆け巡り、
And I just can’t contain
抑えられなくなるんだよ
This feeling that remains
心に残されたこの感情を

There she blows (there she blows again)
彼女が目の前に浮かぶんだ
There she blows again (there she blows again)
また彼女が浮かぶんだ
Pulsing through my vein (there she blows again)
そうやって僕の血管は脈打ち、
And I just can’t contain
抑えられなくなるんだよ
This feeling that remains
心に残されたこの感情を

There she goes
脳裏から彼女は消え去っていく
There she goes again
そこにまた彼女は現れるんだ
She calls my name
彼女が僕の名前を呼び、
Pulls my train
僕は心惹かれるんだ
No one else could heal my pain
彼女は僕の痛みを癒せる唯一の人
But I just can’t contain
だけど抑えられなくなるんだよ
This feeling that remains
心に残されたこの感情を

There she goes
そこから彼女は消え去っていく
There she goes again
そこにまた彼女はやって来る
Chasing down my lane
彼女を追いかけ続ける僕の人生を
And I just can’t contain
どうしても抑えられないんだ
This feeling that remains
心に残されたこの感情だと

There she goes (There she goes again)
彼女が現れては消え去っていく
There she goes (There she goes again)
彼女が現れては消え去っていく
There she goes (There she goes again)
彼女が現れては消え去っていく

和訳解説~歌詞の深読みとストーリー

この楽曲の歌詞を語る上で、必ず出る話題が「ドラッグ(ヘロイン)の事を歌っているのか否か」というものです。
2番ヴァースの歌詞がそれを想起させるとの事ですが、リー・メイヴァースはドラッグとの関連を否定しているそうです。
色々深読みしたくもなりますが、本人が違うと言うのであれば、それを信じて(笑)ここでは、もうひとつの「片思い」というストーリーにフォーカスしました

※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。

まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。

There she goes~This feeling that remains→「そこに彼女が行く またそこに彼女が行く 私の頭を駆け巡る そして私は抑えられない この残る感情を」と直訳されます。
片思いをしている・若しくは別れた彼女に未練が残っている男性が、女性への未練を語っていると捉え、「君への未練が抑えられない、だから君の姿が頭の中で浮かんでは消えてを繰り返すんだ」と解釈しました。

There she blows~This feeling that remains→「彼女がそこに現れる また彼女がそこに現れる 私の静脈を脈打って流れる そして私は抑えられない この残る感情を」と直訳されます。
前述の男性が、彼女を思い出しては気持ちが高揚している場面と捉え、「やっぱり君への未練が抑えられない、だから君を想うだけで私の鼓動は速くなるんだ」と解釈しました。
There she blows」とは、パっと現れるとか「出た!」のような、感嘆符の表現に使われるそうです。

She calls my name~No one else could heal my pain→「彼女は私の名前を呼ぶ 私の列車を引っ張る 誰もが私の痛みを癒すことはできない」と直訳されます。
この場合の「train」は、男性の気持ちを表すメタファーと捉えられますので、「君に名前を呼ばれたら、それだけで私は君に惹かれてしまう 君以外に私の傷心を癒せる人なんていないんだ」と解釈しました。

Chasing down my lane→「私の車線を追いかける」と直訳されます。
この場合の「lane」は、男性の人生を表すメタファーと捉えられますので、「恋する相手への思いの道を追いかける」という意味で、「私の人生は、君への想いを追い続ける人生だ」と解釈しました。

シンプルで音数の少ないメロディの中で、同じ歌詞のリピートが多かったり、韻を踏んで言葉の音の雰囲気が変わらないようにしてある手法は、マイブラのオンリーシャロウにも通じるものを感じます。
おそらく歌詞の内容より、サウンドに重きを置いた結果なのでしょうね。
その中で表現したかった事は、本当に片思いの気持ちだったのか、メタファーにしたドラッグの事なのか。そんな考察が絶えないのも、ラーズのカルト的人気が未だに根強い要因なのかもしれないですね。

日本語詞を考え、歌ってみました

acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。

そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「There She Goes」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。

もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!

いつだって
君を浮かべ
安心するなんて
君への感情のせいで
僕は制御不能で

今日だって
消えては浮かべ
微熱に包まれて
君への愛情のせいで
僕はまた勝手言って

苦しいと
君のそばに
居たくなって
目の前に
僕を呼ぶ君が居る
そんな想像して
僕はまた勝手言って

知ってるよ
君と過ごし
安心するなんて
僕だけの記憶で
君は知らない事だって

いつだって
今日だって
君は居ない

まとめ

いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。

ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!

acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!

 

音楽配信サービスのサイトはこちら

2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a

1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0

YouTubeでも視聴出来ます

「真鼓動」

「世界」

 

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