【歌詞と和訳と日本語詞】upside down/THE JESUS AND MARY CHAIN

ジーザス&メリーチェイン(The Jesus and Mary Chain) アップサイド ダウン(Upside Down)

ジーザス&メリーチェイン(通称ジザメリ)は、スコットランド出身のジム(弟・ボーカル)とウィリアム(兄・ギター)のリード兄弟により結成。
プライマル・スクリームのボビーがドラマーとして参加していたバンドとしても有名です。
デビュー当時は、時間が短い・客に背を向けたまま演奏するなど、悪名高いライブを行っていましたが、2024年のフジロックでは素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

この楽曲はデビューシングルとして1984年にリリースされ、1985年2月にイギリスのインディーチャートで1位を獲得。

それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!

歌詞と和訳

歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。

We’re moving ‘round and ‘round
僕らはぐるぐる回り続けている
Can’t hear a single sound
音ひとつ聞こえない
And when I hit the ground
そして地面に倒れた時
I heard a ringing sound
鳴り響く音を聞いた

Uh-huh-huh

I heard a ringing sound
鳴り響く音を聞いた
And my head hit the ground
そして頭が地面に叩きつけられた

Uh-huh-huh

Inside I’m upside down
心の中で僕は逆さまだ

You live with so much carelessness
君はとんでもなく無頓着に生きる
‘Cause no one takes you serious
誰もが君を軽く扱うから
That makes you feel so dangerous
君は自分が危険な存在だと感じている
You wish you never was
自分など存在しなければいいのにと思うが
But you can’t see
君は向き合わない

And if you feel there’s no one else
そしてもし誰もそばにいないと感じるなら
That you’re all alone, you’re by yourself
完全に孤独で一人きりだと感じるなら
Your life is like a broken shell
君の人生はまるで壊れた殻のよう
It really doesn’t matter to me
それは本当に僕にとって問題じゃない
Doesn’t matter to me
僕にとってはどうでもいいこと
Doesn’t matter to me
僕にとっては関係ないこと
Knowing you can’t see
君は向き合わないって分かっている

Inside I feel so bad
心の中ではとても気分が悪いんだ
So low I feel so sad
ひどく落ち込んでとても悲しいんだ
Feels like I’m going mad
気が狂いそうな感じなんだ
Best friend I’ve ever had
今までで最高の友達さ

Uh-huh-huh

Feels like I’m going mad
気が狂いそうな感じなんだ
Best friend I’ve ever had
今までで最高の友達さ

Uh-huh-huh

So low I feel so sad
ひどく落ち込んでとても悲しいんだ

You live with so much carelessness
君はとんでもなく無頓着に生きる
‘Cause no one takes you serious
誰もが君を軽く扱うから
And now you think you’re dangerous
そして今、君は自分が危険だと思う
You never was but you can’t see
そうじゃなかったのに君は向き合わない

And if you feel there’s no one else
そしてもし誰もそばにいないと感じるなら
You’re all alone and by yourself
君は完全に孤独で一人きりだ
Your life is like a broken shell
君の人生はまるで壊れた殻のよう
It really doesn’t matter to me
それは本当に僕にとって問題じゃない
Doesn’t matter to me
僕にとってはどうでもいいこと
Doesn’t matter to me
僕にとっては関係ないこと
Knowing you can’t see
君は向き合わないって分かっている

Upside down
逆さまだ
Upside down
逆さまだ
Upside down
逆さまだ
Upside down
逆さまだ

Upside down
逆さまだ
Upside down
逆さまだ
Upside down
逆さまだ
Upside down
逆さまだ

和訳解説~歌詞の深読みとストーリー

このシングルは、アラン・マッギー主宰のクリエイション・レコーズからリリースされ、レーベル初のヒットシングルとなりました。
何と初回プレスの1000枚のスリーブは、ボビー・ギレスピーによってグラスゴーで印刷されたものだそうです。
そんな豆知識は見当たりましたが、歌詞そのものに関してのインタビューや文献は、海外サイトでも見当たりませんでした…。

※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。

まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。

We’re moving ‘round and ‘round~I heard a ringing sound→「私たちは回り続けている 一つの音も聞こえない そして地面に倒れた時 耳鳴りの音が聞こえた」と直訳されます。
正直、歌詞の深読みがとても難しい、というか出来ない(笑)。前提として、意味よりも言葉の響き優先の、ボコボコに韻を踏むことに命を懸けている歌詞で(笑)、意味は二の次といった印象を受けます。
という事ですので、いささか無理があるようにも感じますが、このくだりは「何もかも見失う程に目まぐるしい日々の中、限界を迎え倒れてしまった時、心が折れる音がした」という解釈をしました。

I heard a ringing sound~Inside I’m upside down→「耳鳴りの音が聞こえた そして頭が地面に打ち付けられた 内側では私は逆さま」と直訳されます。
これも前段の流れから、「心が折れ、ショックに打ちひしがれ、正常な判断が出来ないほど混乱している」という解釈をしました。

You live with so much carelessness~But you can’t see→「あなたはとても無頓着に生きている 誰もあなたを真剣に受け取らないから それがあなたを危険に感じさせる あなたは生まれてこなければよかったと思う でも、あなたには見つけられない」と直訳されます。
これは相手がいるのか、主人公の中のもうひとりの自分なのか、「you」の捉え方が難しいところです。
全体の内容が内向的である事と、upside downとは自分の二面性を表しているとも考えられますので、「you=もうひとりの自分」と捉える事にして、「もうひとりの私は全てにおいていい加減だから、誰もまともに向き合っていないし、不気味な存在と思われているようなので、自分の存在意義を見失っているが、そもそもそれに向き合おうとしない」という解釈をしました。

And if you feel there’s no one else~Knowing you can’t see→「そしてもし、そばに誰もいないと感じるなら あなたがひとりぼっちで独りきりだと感じるなら あなたの人生は壊れた貝殻のようだ それは僕にとっては関係ないこと 関係ないこと あなたには見つけられないと知っている」と直訳されます。
こちらも、もうひとりの自分へ語りかけていると捉え、「もし、私すら側にいると感じられず、孤独であると思うのなら、何も守れない壊れた貝殻のように価値を持たない人生と同じだよ 私には関係ないがね あなたが孤独から脱する術を見つけようとしないって分かっているしね」という解釈をしました。

Inside I feel so bad~So low I feel so sad→「内側ではとても気分が悪い とても落ち込んで悲しい 気が狂いそうな感じ 今まで出会った中で最高の友達 気が狂いそうな感じ 今まで出会った中で最高の友達 とても落ち込んで悲しい」と直訳されます。
ここではもうひとりの自分が語っていると捉え、「あなたの中にいる私は、とても気分を害して、とても悲しくて、気が狂いそうになってます 生涯最高の友人であるはずのあなたに関心を持たれないなんて」という解釈をしました。

なかなか強引な自己都合解釈で(笑)深読みしてみました。
もっと正しい解釈が当然あるはずですが、それぞれの解釈がある点も歌詞の面白いところですよね。
たくさんの皆さんの解釈を聞いてみたいです!

日本語詞を考え、歌ってみました

acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。

そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「upside down」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。

もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!

いつも振り回され
無音の真空を
無造作に作られた
それに耐えられなくて

僕は倒れ込んでみたんだ
すると響いたんだ、音が

いま正気なんだっけ?

君はいつもふざけていて
真剣な事をはぐらかす
だからブッ飛んだヤツだなって
存在を煙たがる

そのせいで孤独なんだって
殻に籠っていたって
僕にはちっとも響かないし
重要な話じゃない
僕は倒れて
君に知られず
また真空さ

こんなにも自分が
絶望的な嘘をつき
孤独に追い込んだ
君の存在こそ
僕の
狂おしい程に
必要な相手なんだ
だから
矛盾に苦しんでいる

君はいつもふざけていて
真剣な事をはぐらかす
そしてブッ飛んだヤツだなって
理解を超えた理解をする

そのせいで孤独なんだって
殻に籠っていたって
僕にはちっとも響かないし
重要な話じゃない
僕は倒れて
君に知られず
また真空さ

矛盾や
逆説が
結局は
本性だ

矛盾や
逆説が
結局は
本性だ

まとめ

いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。

ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!

acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!

音楽配信サービスのサイトはこちら

2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a

1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0

YouTubeでも視聴出来ます

「真鼓動」

「世界」

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