スーパーグラス(Supergrass) オールライト(Alright)
メジャーデビュー当時は18歳だったギャズ・クームスがフロントマンを務め、ブリットポップ・ムーブメントから登場したスーパーブラスのデビューアルバム「I SHOULD COCO」(1995)に収録。
バンド最大のヒット曲で、このMVを観たスティーヴン・スピルバーグが、モンキーズのスタイルでテレビシリーズを共同制作することを提案したが断った、というエピソードがあるそうです。
それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!
歌詞と和訳
歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。
We are young, we run green
僕らは若く、未熟なまま突っ走る
Keep our teeth nice and clean
キレイで無垢な歯を保つんだ
See our friends, see the sights
友達に会うと、素晴らしい景色が見えるんだ
Feel alright
それで大丈夫
We wake up, we go out
僕らは起きては出かけるんだ
Smoke a fag, put it out
タバコを吸っては消してみる
See our friends, see the sights
友達に会うと、素晴らしい景色と出会うんだ
Feel alright
それで大丈夫
Are we like you?
僕らが君みたいだって?
I can’t be sure
確証はないな
Of the scene, as she turns
彼女が振り返る光景では
We are strange, in our worlds
同世代の連中は僕らを奇妙に見ている
But we are young, we get by
僕らは若いけど、上手くやってるんだ
Can’t go mad, ain’t got time
気が狂ったりしないし、そんなにヒマじゃないよ
Sleep around if we like
何ならその辺で寝てもいい位だ
But we’re alright
でもそれで大丈夫
Got some cash, bought some wheels
お金が入って、自転車を買ったんだ
Took it out ‘cross the fields
そいつを持ち出して野原を横切ったんだ
Lost control, hit a wall
コントロールを失って、壁にぶつかったけど
But we’re alright
それでも大丈夫
Are we like you?
僕らが君みたいだって?
I can’t be sure
確証はないな
Of the scene, as she turns
彼女が振り返る光景では
We are strange, in our worlds
同世代の連中は僕らを奇妙に見ている
But we are young, we run green
でも僕らは若く、未熟なまま突っ走る
Keep our teeth nice and clean
キレイで無垢な歯を保つんだ
See our friends, see the sights
友達に会うと、素晴らしい景色が見えるんだ
Feel alright
それで大丈夫
Are we like you?
僕らが君みたいだって?
I can’t be sure
確証はないな
Of the scene, as she turns
彼女が振り返る光景では
We are strange, in our worlds
同世代の連中は僕らを奇妙に見ている
But we are young, we run green
でも僕らは若く、未熟なまま突っ走る
Keep our teeth nice and clean
キレイで無垢な歯を保つんだ
See our friends, see the sights
友達に会うと、素晴らしい景色と出会うんだ
Feel alright
それで大丈夫
和訳解説~歌詞の深読みとストーリー
過去インタビューでのギャズの発言によると、「同世代のアンセムとして書いたものではない」との事で、「『We are young / We run green』というのは、19歳のことじゃなくて、本当は13歳か14歳の事で、ただ女の子を見つけては酒を飲んでるだけなんだ」と語っています。
この年齢設定が分かっただけで、文章と言うより断片的に言葉を並べたと言ってもいい歌詞に、メロディに乗せる都合で書けなかった言葉がたくさん隠れているんだろうなー、なんて想像が膨らんできます。
※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。
まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。
・We are young, we run green→「僕らは若い、緑を走る」と直訳されます。まずは「green」をどう捉えるかですよね。草原を走ってる子供、みたいなイメージも出来ますが、ここでは「green=未熟さ」と解釈しました。
・Keep our teeth nice and clean→「キレイな歯=無垢で汚れていない若さの象徴」と捉え、この解釈をあとの日本語詞にも取り入れました。
・See our friends, see the sights→「sights」は風景・景色・名所などの意味ですので、見るものすべてを新鮮と感じる13~14歳という年齢では、遊びに出かけて出会う景色は、どんな場所でも刺激的だし名所にすら感じる、と解釈しました。
・Are we like you?~We are strange, in our worlds→「私たちがあなたと同じ?確信が持てない。彼女が振り返る光景は、私たちの世界で私たちは奇妙です」と直訳されます。
ここでは、「彼女=大人の女性=母親」と捉え、「子供の中では奇行に映る行動を、『昔は私もそうだった・やっぱり親子は似るもんだねぇ』と母親に言われたが、幼少の頃の母親を知らないので『ホントかよ!?』って思っている(笑)」と解釈しました。
・Got some cash~Lost control, hit a wall→「wheels」はスラングでは車ですが、年齢に鑑みて自転車としました。MVでも自転車に乗ってますしね(笑)。
ここでは、「人生の時間は、自転車に乗った時のようなスピードで過ぎて、時には自分じゃどうしようもない壁にぶち当たる時もある」と解釈しました。
こうやって和訳してみると、ルックスに反して(笑)、ティーンの甘酸っぱい感じや、曲調に合ったストレートな表現がなされている事がよく分かりますよね。
10代の時にしか出来ない表現を出来る環境があった事って、とっても幸せな事だったなー、なんてギャズが思っているかどうかは分かりませんが(笑)、初老の(笑)acocatriからしたら、10代から作品を残せている事自体、とってもうらやましく感じてしまいます。ロックってやっぱりユースカルチャーですからね。
日本語詞を考え、歌ってみました
acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。
そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「Alright」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。
もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!
無垢な色した
今が全て
愛おしい
何か見たくて
背伸びしてみて
出会った景色
愛おしい
大人は
知ってるのかも
奇妙な僕らの
世界の続き
そして今日も正しく
目一杯冒険して
大地で眠る
最高だ
ブレーキかけず
進む先に
壁もあるが
大丈夫さ
大人は
知ってるのかも
奇妙な僕らの
世界の続き
まだ僕らは若くて
無垢なままさ
何もかもが
愛おしい
大人は
知ってるのかも
奇妙な僕らの
世界の続き
まだ僕らは未熟で
無垢なままさ
きっとこれで
いいんだ
まとめ
いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。
ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!
acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!
音楽配信サービスのサイトはこちら
2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a
1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0
YouTubeでも視聴出来ます
「真鼓動」
「世界」