【歌詞と和訳と日本語詞】BYE BYE BYE/JELLYFISH

ジェリーフィッシュ (Jellyfish) バイ バイ バイ(Bye Bye Bye)

ジェリーフィッシュの2枚目にして最後のスタジオアルバム「SPILT MiLK」(1993)に収録。アコーディオンやバラライカの音色が哀愁を感じさせる名曲です。

「SPILT MiLK」は本国アメリカビルボードチャートでは164位でしたが、イギリスで成功を収め、全英アルバムチャートで最高21位まで上昇しました。

それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!

歌詞と和訳

歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。

So there it is
ほら、そこにあるよ
All the truth is on the table
本当の事は全部明らかなんだ
Nothing to forgive
許す事なんて何もないさ
It’s ok to start again
やり直せばいいんだよ

The wedding cake
僕らの愛を象ったケーキは
Almost fades into a memory thrown
キューピッドの顔に投げつけられ
In cupid’s face
記憶の中に消え去ろうとしている
Love’s just frosting anyway
とにかく愛は表面上だけのものだった

They both think back to long ago
二人して昔を振り返る
When thoughts of them both growing old
一緒に年月を重ねながら、過ごした時間に
Had given them the grey hair they deserved
相応しい白髪になっている姿を想像した頃を
Singing bye bye bye bye bye bye bye
何度もサヨナラと歌いながら
Well I’ve come to take you home
さあ、君を連れて帰る時が来たよ

Another wife
別の女性は
Neglected to the end
結婚生活の最後まで放置され
Lives her on prison life
囚人同様の日々を生きた
Solitaire’s not just a game
独りの遊びはただのゲームじゃない

She called his bluff
彼女は彼の欺きを見破った
Even thought the token and gold
たとえ安っぽいものから金の時計まで
Watch were never enough
与えられたとしても、正しい時を告げ
To tell the time and start again
そこからやり直すには金品では不十分だった

It seems all of these tragedies
永遠に続くような
That last and last eternities
悲劇の全てが
Have broken every bank and every bone
全ての蓄えや支えを壊してしまったようだ
Singing bye bye bye bye bye bye bye
何度もサヨナラと歌いながら
Well I’ve come to take you home
さあ、君を連れて帰る時が来たよ
Singing bye bye bye bye bye bye bye
何度もサヨナラと歌いながら
Well I’ve come to take you home
さあ、君を連れて帰る時が来たよ

They both think back to long ago
二人して昔を振り返る
When thoughts of them both growing old
一緒に年月を重ねながら、過ごした時間に
Had given them the grey hair they deserved
相応しい白髪になっている姿を想像した頃を
Singing bye bye bye bye bye bye bye
何度もサヨナラと歌いながら
Well I’ve come to take you home
さあ、君を連れて帰る時が来たよ
Singing bye bye bye bye bye bye bye
何度もサヨナラと歌いながら
Well I’ve come to take you home
さあ、君を連れて帰る時が来たよ
Singing bye bye bye bye bye bye bye
何度もサヨナラと歌いながら
Well I’ve come to take you home
さあ、君を連れて帰る時が来たよ

和訳解説~歌詞の深読みとストーリー

この曲は、「愛とは冷めゆくものである」という哀しい真理を綴ったものとされています。
歌詞全体に、メタファーを使った表現が散りばめられていますので、そのテーマを基に解釈を進めたいと思います。

※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。

まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。

So there it is~It’s ok to start again→「そう、それだ 全ての真実がテーブルの上にある 何も許すことはない 再び始めるのは大丈夫」と直訳されます。
簡単に言うと「今までの事は全て水に流そうよ」という事を表現していると捉え、「過去の罪や誤解は明らかだけど、お互いに恨みを抱くことなく前に進もう」という解釈をしました。

The wedding cake~Love’s just frosting anyway→「ウェディングケーキ 追憶の中にほとんど消え去ろうとしている キューピッドの顔に投げつけられた ともかく愛なんてただの砂糖衣だ」と直訳されます。
結婚の契りは崩れて、愛は表面的なものでしかなかった、という夫婦関係の破綻を表現していると解釈しました。

They both think back to long ago~Well I’ve come to take you home→「二人は昔を振り返る お互いが年を重ねるのを想像した頃 ふさわしい白髪を得ていた さよなら、さよなら あなたを連れて帰る時が来た」と直訳されます。
結婚当初に、添い遂げる事を誓っていた事や、何十年後かの自分達を想像していた事を振り返っている場面の描写と捉えました。「さよなら」と「連れて帰る」は相反する表現ですが、連れて帰る場所は、かつてのふたりの家ではなく、相手が向かうべき新たな場所という事と解釈しました。

Another wife~Solitaire’s not just a game→「もう一人の妻は 最後まで無視され 彼女の人生は刑務所のよう ソリティアはただのゲームではない」と直訳されます。
2番のヴァーズから別の夫婦の話になります。放置されつつ束縛されている女性の孤独を、ソリティア(ひとり遊びのゲーム)をメタファーとして表現されていると解釈しました。

She called his bluff~To tell the time and start again→「彼女は彼のブラフを見破った 記念品と金時計は 時間を告げ、新たな人生を始めるには 決して十分ではなかった」と直訳されます。
ブラフとは、カードゲームなどで相手を欺くための作戦の事ですので、詐欺行為のメタファーとなります。
物質的なものだけ与えて、彼女を束縛しようとしていた彼の魂胆を彼女は見抜いたので、愛情を求めた彼女は、彼との人生をやり直さない決意をした、という内容と解釈しました。

It seems all of these tragedies~Have broken every bank and every bone→「それらの悲劇すべてが 永遠に続くかのよう あらゆる貯金と骨を砕いてしまったように見える」と直訳されます。
貯金とは、金銭ではなく心の余裕で、骨とは精神的支柱の事と捉え、繰り返される悲しい出来事が、心身共にボロボロにしてしまった、という表現のメタファーと解釈しました。

残念ながら、アルバム発表の翌年1994年にバンドは解散をしてしまいました。オリジナルメンバーとして最後まで残った、アンディ・スターマーとロジャー・マニングの音楽性の違いが原因と言われています。
後にアンディは、「『SPILT MiLK』はプロデュース過多・アレンジ過多の印象は拭いきれない」と語っているそうです。そんな発言やバンドの末路が、彼らが敬愛するビートルズと被る部分もあるのが何とも皮肉だなぁ、と感じてしまいます。

日本語詞を考え、歌ってみました

acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。

そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「BYE BYE BYE」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。

もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!

もういいんだよ
全部ホントだって
今までを認め
そこから始めよう

僕らの愛
きっと誓った時にもう
消えると決まった
空想上の絵のよう

いま思い出す場面は
あるはずない未来の事を
想像していた二人
ただサヨナラって歌って
君を送っていくよ

最後まで
コントロールされて
自由を絶った
孤独な人がいた

彼女は
愛の本質に気付き
彼の懇願を
振り払う事にした

永遠に続くような
束縛をゲーム化した
傲慢はもう崩れた
ただサヨナラって歌って
彼女は去っていくよ
ただサヨナラって歌って
彼女は去っていくよ

いま思い出す場面は
あるはずない未来の事を
想像していた二人
ただサヨナラって歌って
君を送っていくよ
ただサヨナラって歌って
君を送っていくよ
ただサヨナラって歌って
君を送っていくよ

まとめ

いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。

ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!

 

acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!

 

音楽配信サービスのサイトはこちら

2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a

1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0

YouTubeでも視聴出来ます

「真鼓動」

「世界」

 

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