ベン・フォールズ・ファイヴ(Ben Folds Five) ソング フォー ザ ダンプト(Song For The Dumped)
ドラマ「ロングバケーション」効果で日本でも大ヒットしたベン・フォールズ・ファイブ。この曲は2枚目のアルバム「WHATEVER AND EVER AMEN」(1997)に収録。
全英アルバムチャートで30位・本国の全米アルバムチャートで42位を記録し、彼ら最大のヒットアルバムとなりました。
「ソング・フォー・ザ・ダンプト」は、ファーストアルバムの日本でのヒットを受け、日本語バージョンの「金返せ」が日本盤に収録されるという珍事が起こりました(笑)。
それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!
歌詞と和訳
歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。
So you wanted
だから君は
To take a break
会わない事にしたかったんだ
Slow it down some
少しずつ頻度を落として
And have some space
少しずつ距離を置くんだろ
Well fuck you too
そんな、ふざけ過ぎだろ
Give me my money back
僕のお金を返せよ
Give me my money back
僕のだぞ、返せよ
You bitch
君だよ、君
I want my money back
僕はお金を返して欲しいんだよ
And don’t forget
あと、忘れないで
And don’t forget
忘れないでよ
To give me back my black T-shirt
僕の黒のTシャツを返すことを
I wish I hadn’t
君にディナーを
bought you dinner
ご馳走なんてしなかったのに
right before you
君の家の玄関先で
dumped me on your front porch
振られるって分かってたら
Give me my money back
僕のお金を返せよ
Give me my money back
僕のだぞ、返せよ
You bitch
君だよ、君
I want my money back
僕はお金を返して欲しいんだよ
And don’t forget
あと、忘れないで
And don’t forget
忘れないでよ
To give me back my black T-shirt
僕の黒のTシャツを返すことを
So you wanted
だから君は
To take a break
会わない事にしたかったんだ
Slow it down some
少しずつ頻度を落として
And have some space
少しずつ距離を置くんだろ
Give me my money back
僕のお金を返せよ
Give me my money back
僕のだぞ、返せよ
You bitch
君だよ、君
I want my money back
僕はお金を返して欲しいんだよ
I want my money back
お金を返して欲しいだけなんだよ
And don’t forget
それを忘れないでよ
和訳解説~歌詞の深読みとストーリー
ドラマーのダレン・ジェシーは、ガールフレンドと破局を迎えた後、この皮肉たっぷりの曲を書くインスピレーションを得たんだそうです。
何と言うか、とっても素直でストレートな表現で(笑)、中島みゆきの「うらみ・ます」の明るい版、といったところでしょうか(笑)。
一読したところ、あまり深読みする箇所がない気もしますが(笑)、頑張ってみたいと思います。
※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。
まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。
恋人関係にある相手から、会う事をしばらく控えたい・距離を置きたいと告げられた場面、と解釈しました。
・Well fuck you too→恋人から突然別れ話を告げられた主人公が、慌てふためいて言い放ったひと言と捉えました。
この一節は、相手との関係性によって色々なニュアンスが考えられるようですが、ここではキムタク風の「ちょ、待てよ」位の感じと(笑)解釈しています。
・Give me my money back~To give me back my black T-shirt→「私のお金を返して 私のお金を返して 君は酷い女性 私のお金を返して欲しい そして忘れないで 私の黒いTシャツを返すこと」と直訳されます。
逆上した様子の主人公が、引き留めたいからなのか別れ際の最大限の嫌味なのか、はたまた理不尽に理不尽で返しているつもりなのか、戻ってくるはずのないものに対して返却を要求している場面と解釈しました。
・I wish I hadn’t~dumped me on your front porch→「私はしたくなかった あなたにディナーを奢る事 あなたがあなたの玄関先で私を振った その直前に」と直訳されます。
食事をした後に家まで送って、またねと言いたかった主人公が、食事を奢らせるまで別れを告げなかった恋人の打算的な行動に腹を立て、同時にそれに気付かず奢ってしまった自分の行動を後悔している心情、と解釈しました。
先述した通り、この曲にはオフィシャルの日本語歌詞「金返せ」がありますが(笑)、その歌詞はあまりに直訳過ぎな気もしまして(笑)、もう少しロマンチックな雰囲気で別れを表現してもいいのではと思い、今回の日本語歌詞を作ってみました。
そのオフィシャル日本語詞と比較して頂くのも面白いかもしれないですね。
日本語詞を考え、歌ってみました
acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。
そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「Song for the DUMPED」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。
もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!
気付いたんだ
辛そうにして
ホンネじゃずっと
大笑い
君はまるで
小説で読んだ
怪盗
僕は盗まれた
恋心と
君の記憶を
仮初は砕け散った
君が愛した
駆け引きで
僕は遂に
唯一の負けを認める
君はまるで
小説で読んだ
怪盗
僕は盗まれた
恋心と
君の記憶を
仮初は砕け散った
今ごろ
気付いたんだ
辛そうにして
ホントはさ
君はまるで
小説で読んだ
怪盗
僕は盗まれた
僕は盗まれた
恋心を
まとめ
いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。
ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!
acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!
音楽配信サービスのサイトはこちら
2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a
1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0
YouTubeでも視聴出来ます
「真鼓動」
「世界」