【歌詞と和訳と日本語詞】UNDER the BRIDGE/RED HOT CHILI PEPPERS

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers) アンダー ザ ブリッジ(Under the Bridge)

世界規模でのブレイク作品となった5枚目のアルバム「BLOOD SUGAR SEX MAGIK」(1991)に収録。
ビルボード・ホット100で最高2位、キャッシュ・ボックス・トップ100で最高1位を獲得。レッチリをモンスターバンドに引き上げた曲となりました。

それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!

歌詞と和訳

歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。

Sometimes I feel like
時々こう感じるんだ
I don’t have a partner
俺なんかにパートナーは出来ないって
Sometimes I feel like
時々こう感じるんだ
My only friend
俺にとって唯一の友人は
Is the city I live in
俺が住んでいるこの街、
The city of angels
天使の街と呼ばれるL.A.だけだって
Lonely as I am
俺は孤独だが
Together we cry
一緒に泣いてくれるんだ

I drive on her streets, ‘cause
天使の街をドライブするのは
She’s my companion
彼女が俺の仲間だから
I walk through her hills, ‘cause
天使の街の丘を歩くのは
She knows who I am
彼女が俺を誰だか知っているから
She sees my good deeds and
彼女は俺がいい事をする場面を見たら
She kisses me windy
風を使ってキスしてくれる
And I never worry
だから心配なんてしないんだ
Now that is a lie
なんて、今となっては嘘だけどね

I don’t ever wanna feel
もう二度と感じたくないんだ、
Like I did that day
あの日の俺のような事は
But take me to the place I love
だけど愛するあの場所へは連れて行ってくれ
Take me all the way
最後まで一緒に行ってくれ
I don’t ever wanna feel
もう二度と感じたくないんだ、
Like I did that day
あの日の俺のような事は
But take me to the place I love
だけど愛するあの場所へは連れて行ってくれ
Take me all the way
最後まで一緒に行ってくれ

It’s hard to believe that
そんなの信じられないよ
There’s nobody out there
そこに誰もいないなんて
It’s hard to believe
そんなの信じたくないんだ
That I’m all alone
俺が孤独だなんて
At least I have her love
少なくとも俺には彼女の愛がある
The city, she loves me
天使の街は俺を愛してくれている
Lonely as I am
俺は孤独だが
Together we cry
一緒に泣いてくれるんだ

I don’t ever wanna feel
もう二度と感じたくないんだ、
Like I did that day
あの日の俺のような事は
But take me to the place I love
だけど愛するあの場所へは連れて行ってくれ
Take me all the way
最後まで一緒に行ってくれ
I don’t ever wanna feel
もう二度と感じたくないんだ、
Like I did that day
あの日の俺のような事は
But take me to the place I love
だけど愛するあの場所へは連れて行ってくれ
Take me all the way
最後まで一緒に行ってくれ

Yeah, yeah, yeah
Oh, no, no no, yeah, yeah

Love me, I say, yeah yeah
愛してくれと俺は言う

(Under the bridge downtown)
ダウンタウンの橋の下
Is where I drew some blood
俺が血を抜いた場所さ
(Under the bridge downtown)
ダウンタウンの橋の下
I could not get enough
どんどん満足出来なくなってしまって
(Under the bridge downtown)
ダウンタウンの橋の下
Forgot about my love
愛する事を忘れてしまったんだ
(Under the bridge downtown)
ダウンタウンの橋の下
I gave my life away
俺は人生を投げ捨ててしまった

Yeah, yeah, yeah
Oh, no, no no no yeah, yeah

Oh, no, I said oh yeah, yeah
言っただろ
Here I stay
俺はここにいる

和訳解説~歌詞の深読みとストーリー

この曲は、ドラッグから抜け出したアンソニーが、そこから抜け出せないバンドメンバー達との距離感を感じるようになり、その孤独感を書いたものと言われています。また、ドラッグが元恋人を含む愛する人達との関係に、どのような悪影響を及ぼしたかを振り返ったとも言われています。
という事で今回は、孤独が生んだ様々な感情、例えば、ドラッグ漬けの日々には戻りたくない気持ち、オリジナルメンバーのヒレル・スロヴァクをドラッグ中毒で失った時の悲壮感、などをベースとした歌詞になっている、と解釈して和訳を行いました。

※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。

まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。

Sometimes I feel like~Together we cry→「時々私はパートナーがいないように感じる 時々私は唯一の友達が私が住んでいる街だと感じる 天使の街 私が孤独であるように一緒に私たちは泣く」と直訳されます。
最初のヴァース部分は、メンバーに対する距離感が原因で、孤独を感じていた頃の事を表現していると捉えました。ロサンゼルスは通称「天使の街」と呼ばれており、「LAだけはいつも変わらず自分を受け入れてくれる」という考えをベースに、このヴァースを書いたと解釈しました。

I drive on her streets~Now that is a lie→「彼女の通りをドライブする、なぜなら彼女は私の仲間だから 彼女の丘を歩く、なぜなら彼女は私が誰なのかを知っているから 彼女は私の善行を見て私に風のようなキスをする そして私は決して心配しない でもそれは嘘だ」と直訳されます。
ここでは、
前述のヴァースで語った、LAが自分を受け入れていると感じる理由を表現していると捉えました。
もしかすると、LAの事を「彼女」と表現しているのは、元恋人アイオネ・スカイとLAをダブらせているのかもしれません。「俺が感じていた孤独は、アイオネと過ごした時間のせいだった。この美しい天使がダウンタウンにいた頃のことを思い出した」と自伝で語っていますので、天使の街と天使(=アイオネ)を掛けての「彼女」なのかな、と感じています。
そして最後のくだりで、「今だから言えるけど、それらは孤独を紛らすための妄想で嘘だった」と締めていると解釈しました。

I don’t ever wanna feel~Take me all the way→「あの日のようには二度と感じたくない でも、愛する場所に連れて行って 最後まで連れて行って」と直訳されます。
あの日とは、自分のドラッグ漬けの日々なのか、ヒレルが亡くなった日なのか様々考えられますよね。
「愛する場所」の解釈は様々だと思いますが、アンソニーは「俺が愛している場所は、今俺がいる場所なんだ」とインタビューで答えていますので、それに鑑みて、ここでは愛する場所を「UNDER the BRIDGE以外の場所全て」と解釈しました。
後術しますが、「UNDER the BRIDGE」はドラッグの象徴ですので、「愛せない場所」と捉えられます。
戻りたくない過去も、愛する今も、全てLAでの出来事なんだ、という事を表現したかったのではないでしょうか。

(Under the bridge downtown)~I gave my life away→「ダウンタウンの橋の下、私が血を流した場所 私は十分ではなかった 愛することを忘れた 私は人生を捨ててしまった」と直訳されます。
アンソニーはこのパートの事を、「人生に何も無く、友人も居場所も無かった約5年前の時点の事だった」と語っています。また、「俺には、全ての愛を与えてくれる美しい天使のような恋人がいたのに、俺はゲットーのダウンタウンの橋の下で、ギャング達とスピードボールを打ち合っていたんだ」「そのことが、僕の人生のどん底として、いつも脳裏に焼きついているんだ」と回想しています。
血を流し(ドラッグをやる時は一度血を抜いてドラッグと馴染ませるそうです)、ドラッグはエスカレートするばかりで、恋人や家族への愛を忘れ、最後には恋人も友人も全て無くしてしまった。その代償の大きさを「人生を捨ててしまった」と表現しているのだと捉えました。

当初アンソニーは、この歌詞はレッチリには優し過ぎると考えていて、曲として仕上げる事に気が進まなかったそうです。しかし、この歌詞に感動したプロデューサーのリック・ルービンの懇願で、ジョンとチャドに歌詞を渡したところ、すぐに楽器に近づき、それにマッチするリズムとコードを探し始め、この名曲が誕生するに至ったそうです。
曲を仕上げたメンバーもさすがですが、リック・ルービンの鋭い見識と確かな判断力が素晴らしく、さすがプロデューサー!って言いたくなりますよね。

日本語詞を考え、歌ってみました

acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。

そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「UNDER the BRIDGE」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。

もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!

いつだって右手を
握っていた
あの日から左手
ブラついた
いつの日からか今日まで
街に頼って
孤独を雨で流した

悟られていたくて
知られたくて
街中を歩いて
存在示すと
街が「愛してる」って
キスをくれたんだ
そんな嘘をついて
ごまかしてた

あの日の後悔が
残ったまま
それでも向かってしまう
その場所へ
あの日の後悔が
残ったまま
それでも向かってしまう
その場所へ

目の前の光景
そこは人に溢れ
そんな場所で
何故か孤独で
でも街はいつだって
受け入れてくれた
孤独を雨で流した

あの日の後悔が
残ったまま
それでも向かってしまう
その場所へ
あの日の後悔が
残ったまま
それでも向かってしまう
その場所へ

Yeah, yeah, yeah
Oh, no, no no, yeah, yeah
愛してくれよ

あの橋の下
正気を失って
あの橋の下
狂気に満ちて
あの橋の下
愛まで失って
あの橋の下
生きたまま死んだ

Yeah, yeah, yeah
Oh, no, no no no yeah, yeah
Oh, no, I said oh yeah, yeah
見つけて

まとめ

いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。

ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!

acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!

 

音楽配信サービスのサイトはこちら

2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a

1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0

YouTubeでも視聴出来ます

「真鼓動」

「世界」

 

 

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