グリーン・デイ(Green Day) ホウェン アイ カム アラウンド(When I Come Around)
3枚目にしてメジャーデビューアルバムとなった「dookie」(1994)からのシングルカット曲。ビルボードのモダン・ロック・トラックスチャート1位。
楽曲の良さもさることながら、ウッドストック94での泥投げパフォーマンスの映像が、とにかく強烈なインパクトを与えましたよね。この映像でグリーン・デイを知った人も多いのではないでしょうか。かく言うacocatriもそのひとりです(笑)。
それでは早速、独自に深読み・構築したストーリーを基にした、和訳と日本語詞をご紹介します!
歌詞と和訳
歌詞の解釈に関しては次項で行いますので、まずは歌詞と和訳をご覧ください。
I heard you crying loud
お前が大声で泣いているのが聞こえたよ
all the way across town
街の果てまで響く位さ
You’ve been searching for that someone
お前は誰かを探していたんだよな
and it’s me out on the prowl
その誰かってのは、うろついている俺の事
As you sit around feeling sorry for yourself
お前は座り込むにつれ、自分を憐れんでいる
Well,Don’t get lonely now
なぁ、もう寂しがるなよ
And dry your whining eyes
めそめそするなよ
I’m just roaming for the moment
俺はただ、少しの間さまよっているだけさ
Sleazin’ my back yard so don’t get
いつもの裏庭をうろついているだけさ、そんなに怒るなって
so uptight, you been thinking about ditching me
俺を捨ててやろうって考えているんだろ
No time to search the world around
世界中を探す必要なんてないさ
Cause you know where I’ll be found
だってお前は俺の居場所を知っているだろ
When I come around
俺は必ず戻るから
I heard it all before
それは前にも全部聞いただろ
So don’t knock down my door
だからその事でオレに干渉しないでくれ
I’m a loser and a user so I don’t need no accuser
俺は敗者でクスリをキメた奴さ、もう責めないでくれ
to try and slag me down because I know you’re right
お前が正しいって知ってるから俺を責めるんだろうがな
So go do what you like
お前も好きにやればいいよ
Make sure you do it wise
ただし賢くやるんだ
You may find out that your self doubt-means nothing
自分の可能性を疑っても何の意味も無かったって事に
was ever there
気付くだろうから
You can’t go forcing something if it’s just not right
間違った事を無理矢理押し付けたりはしないだろ
No time to search the world around
世界中を探す必要なんてないさ
Cause you know where I’ll be found
だってお前は俺の居場所を知っているだろ
When I come around
俺は必ず戻るから
No time to search the world around
世界中を探す必要なんてないさ
Cause you know where I’ll be found
だってお前は俺の居場所を知っているだろ
When I come around
俺は必ず戻るから
When I come around
俺は必ず戻るから
When I come around
俺は必ず戻るから
When I come around
俺は必ず戻るから
和訳解説~歌詞の深読みとストーリー
この曲は、ビリーがガールフレンド(今は奥さん)のエイドリアン・ネッサーとの遠距離恋愛について歌ったものと言われていて、ふたりの住まいが離れている事や、ビリーがツアーに出ている時にお互いが感じたフラストレーションについてなど、とてもパーソナルな事が書かれているそうです。1990年、ミネソタ州でグリーン・デイが公演を行った際にエイドリアンと出会ったんですが、当時まだ18歳だったビリーは、遠距離恋愛を続けるのは難しいと感じていたとか。そんな背景を知ると、若かりし頃のビリーのストレートな表現とストーリーが見えてきますよね。
※このサイトでは、脈絡を持った和訳となるように、歌詞の裏にある意図を深読みし、ストーリーを構築させる事も目的としています。
まずは、ストーリー構築のポイントとなった、英語詞と日本語訳を解説していきます。
・I heard you crying loud~As you sit around feeling sorry for yourself→「あなたが大声で泣いているのが聞こえました 街の向こうまでずっと あなたはその人を探していました そして徘徊しているのは私です あなたが自分自身を哀れんで座っている」と直訳されますので、「君が大声で泣き叫ぶのが街の果てまで聞こえてきた そこまでして俺を探してる 疲れて座り込んだ君は孤独を感じているようだ」と解釈しました。
・Sleazin’ my back yard so don’t get→「自分の裏庭でうろついているから、そんなにイライラしないで」と直訳されます。前述の背景から、ツアー先やライブ会場など、演奏のために訪れる先を「俺はいつもいる場所=裏庭」と表現したと捉え、「いつもたむろするライブ会場にいるって分かってるだろ?だからそう怒るなよ」と解釈しました。この解釈がコーラス部分の「Cause you know where I’ll be found」に繋がるものと考えます。
・No time to search the world around~When I come around→「世界を探す時間はない なぜなら俺がいる場所が分かっているから 俺が戻ってきたときに」と直訳されますので、前述の件から「俺がいる場所=ライブ会場」と捉え、「そんな泣き叫びながら探さなくったっていいだろ 俺がどこにいるか知ってるんだから その会場から毎回俺は必ず帰ってくるから心配するな」と解釈しました。
・I heard it all before~because I know you’re right→「私は前にそれをすべて聞いた だからドアをノックしないで 私は敗者で利用者だから告発者は必要ない そんなに非難しないでくれ、君が正しいことは知っているから」と直訳されますので、「オレがドラッグを使ってるからって何度も責めないで 自分が間違ってるのは分かってるって」と解釈しました。
なかなか直球な表現が並んでいて、これが若さなのだなー、と自分の老いを感じる(笑)内容になりました。
彼女の愛情表現を、時にはめんどくさがりながらも、最後には「必ず戻るから」と伝えるビリーの優しさがステキですよね。
日本語詞を考え、歌ってみました
acocatriがいるアマチュアバンドマン界隈では、洋楽に自身で書いた日本語詞を乗せて、レパートリーとして歌っているミュージシャンが結構います。
そんな訳で今回、前項の和訳やストーリーを基に、自分の解釈で「WHEN I COME AROUND」のメロディに乗る日本語詞を考えて、それを歌ってみました。
もし、この日本語詞を自分もライブで歌いたい!なんて方がいらっしゃったら、是非ご活用頂きたいです!
君の声を聞いた
悲しそうに泣き叫ぶ
その声からは
僕の名前が響いていた
見えなくても
いつもの場所で
地球の果てまで届くよう
叫んでいる
僕の旋律と気配に狂ってくれ
どうせふたりの運命は
どこかで落ち合う
そう決まってるんだ
同じ事で
嘆かれるとさ
置いてきたもう不要な自分を掘り起こして
時間を逆再生された気分さ
執着は要らない
リセットしなよ
踏み出さない時間ほど
無意味なものはないさ
正しい今の再生を始めよう
どうせふたりの運命は
どこかで落ち合う
そう決まってるんだ
どうせふたりの運命は
どこかで落ち合う
そう決まってるんだ
そう決まってるんだ
そう決まってるんだ
そう決まってるんだ
まとめ
いかがだったでしょうか?イマイチ内容が理解出来ない洋楽の歌詞も、意味の繋がる解釈を取り入れストーリーを構築する事で、脈絡のある和訳が成立する事を、ご実感頂けたのではないでしょうか。
ストーリーを踏まえて書いた日本語詞も、和訳と読み比べてみると面白いですよ。是非やってみて下さい!
acocatri(アコカトリ)の音源があります。
歌詞に関して、このような解釈をする人間が、自分の音楽の中でどんな歌詞を書いているのか、是非、聴いてみて下さい!
音楽配信サービスのサイトはこちら
2ndミニアルバム「真鼓動」
https://linkco.re/SSGAf99a
1stミニアルバム「世界」
https://linkco.re/TRfAUYQ0
YouTubeでも視聴出来ます
「真鼓動」
「世界」